自宅にある食材で、愛するにゃんこのためのごはんを手作り。
4回目を迎えた今回もおすすめの手作りレシピをご紹介しちゃいます。
【第4回 シラスの卵とじ】
今回のテーマは、「一物全体(いちぶつぜんたい)」。
一物全体とは「1つのものを丸ごと食べる」ということ。
つまり食材を丸ごと食べることで必要な栄養がバランスよく摂取できるという考え方。
今回の食材ではシラスと玄米が一物全体食です。
特にシラスには、ねこにとって必須栄養素のミネラルやカルシウムが豊富なんです!
そのシラスを卵でとじ、玄米ご飯の上にのせたミニ丼を手作りします。
材料(1匹分です)
シラス 20g
小松菜 10g
卵 1個
炊いた玄米 20g
海苔 適量
ごま油 適量
①小松菜を細かくカットします
②フライパンにごま油をひき小松菜を火が通るまで炒めます
③シラスを加えて軽く炒めといた卵を流し入れる
④玄米ごはんの上に③を盛り付け海苔を添えて完成
美味しそうなミニ丼ができました!
いつものように編集部に料理を持ち帰り、ねこたちに実食してもらいます。
今回もねこにあげる前にスタッフが少し試食。人間が食べてもおいしいのです。
味付けはしていないのですが、食材の味がダイレクトに口の中に広がります。
うっかりスタッフが完食してしまうところでした><
ねこたちがニャーニャー(早くちょうだい!)と騒ぐのでさっそくあげてみます。
そのままあげてもいいのですが、ねこはやはり肉食動物。
卵やシラスだけを食べてしまうことも考えられるので、
せっかくきれいに盛り付けてくれたのですが、
石焼ビビンバのようにかき混ぜてからねこのお皿に料理を移しました。
食いしん坊のコハクそしてアカが競うように食べ始めました!
そしていつも冷静なモジャ。
匂いを嗅いで表面をなめてからガツガツと食べ始めました。
今回も評判は上々のようです。
そして最近年長さんになったニャンスケも食べ始めました。
(器が出払ってしまったので容器のフタでごめんね)
今回もほぼ完食でした。
ねこたちもキャットフードではない食事に徐々に慣れてきたようです。
近々、編集部でねこごはんを作って、
ねことスタッフでランチ会をやってみたいと思います!
どのレシピにしようかな~
【教えてくれた人】
南谷てるみさん(Bonico代表)
大阪府出身。2011年からペットの食事作りの講習やアロママッサージなどを通してペットの体のケアを指導している。ペット食育協会認定指導士、日本ペットマッサージ協会認定セラピスト、アニマルレイキセラピストと様々な資格を持つ。毎月第3金曜日、琉球新報「かふう」にて「一緒に楽しむ犬ごはん」を連載中。
http://www.bonico.org/
【募集】
みなさんの手作りレシピを教えてください。
食材や作り方をお問い合わせフォームからお送りください。
こちらから詳細をお伝えした後に「にゃんこパーラー」にて掲載させていただきます。
お待ちしております。
テキスト/伊東一洋(編集部)
カメラマン/仲本潤
取材協力/Bonico