自宅にある食材で、愛するにゃんこのためのごはんを手作り。
今回も、おすすめの手作りレシピをご紹介しちゃいます。
手軽に簡単に作れちゃうので、忙しい方にも最適ですよ。
にゃんこパーラー、本日も開店~!
【第2回 食にこだわるにゃんこも飛びつく、あんかけレシピ】
にゃんこは、その子その子によって好みがまったく異なり、好き嫌いが激しい動物。
「ごはん作っているのに食べてくれない…」なんてお悩みの飼い主さんは多いはず。
ということで、今回のテーマは「食にこだわるにゃんこのも飛びつく、あんかけレシピ」です。
南谷先生によれば、にゃんこは、
・とろみを気に入る子が多い
・人肌くらいの温度を好む子が多い
・食材を焼くと風味が出て、食欲が増すことがある
とのこと。
この3つの要素をうまく取り入れたごはんなら、食べてくれるかも…。
愛する子たちのためにLet’s cooking!
材料(1匹分です)
鮭の切り身1つ
厚揚げ25g
ニンジン5g
小松菜10g
炊いた白米 大さじ1
片栗粉 少々
だし汁 適量(約100cc)
※鮭は甘鮭、塩鮭など何でもOK。ただし骨はきちんと抜くこと。
①ニンジン、小松菜、厚揚げを小さめに切る
食材をすべて食べやすい大きさにカット。
前回同様、カリカリ(ドライフード)と同じくらいの大きさを目安に。
②鮭を焼き、一口大に切っておく
きちんと火が通っているか確認しましょう。
③だし汁に、ニンジン・小松菜・厚揚げを入れて火を通し白米を
入れ少し煮込む
だし汁を用意できない場合は水でもOK!
④火を止め、水で溶いた片栗粉を入れる
今回の”肝”の部分です。とろみをたっぷりつけましょう。
⑤最後に鮭を入れ、かるく混ぜます
焼いてカットした鮭を入れると、香りがあたりに充満。
飼い主もついつい味見しちゃいます。
(もちろん人でもおいしく食べられます)
⑥できあがり!
適度にとろみがつき鮭の香ばしさも手伝ってこれは期待できそう。
にゃんこにあげるときは人肌の温度になるまで冷ましましょう。
編集部のねこで実食!
さぁさぁ、実食のじかんですよ。集まっておいで。
さっそく編集部の守り神・シーサー猫のコハクが即反応。
美味しそうなニオイ…/
食べてます、食べてます。
アカも近寄ってきました。
いい香り美味しそうにほおばるコハクとアカにつられ
他のねこたちが次々と群がってきました…
これはすごい!!
「まっしぐら」状態です
結果
見事に完食でした!
前回のエビ以上に鮭への食いつきが良く、
程よいとろみもお気に召した様子です。
取材後記
「毎日違うもの、いろいろなものをバランスよく食べて、
たくさんの栄養素を取り入れられたらいいですよね」と語る南谷先生。
毎日の食事やケアが、愛する我が子の病気の予防につながる場合も。
バランスのいい食生活が大事なのは、人間もにゃんこも同じなんですね。
味付けは一切せず、素材本来のおいしさを最大限に生かして作るペットごはん。
プラス愛情もたっぷり込めて、今後もお腹いっぱい食べてもらいましょう。
【教えてくれた人】
南谷てるみさん(Bonico代表)
ペットの食事作りの講習やアロママッサージなどを通してペットの体のケアを指導。
ペット食育協会認定指導士、日本ペットマッサージ協会認定セラピスト、
アニマルレイキセラピストと様々な資格を持つ。
テキスト/當山和菜(編集部)
カメラマン/前新直人
取材協力/Bonico